ルノー・ジャポンのアラン・レーマン社長は19日、東京モーターショーでプレスブリーフィングを行ったが、それはF1での勝利についての自慢話から始まった。
「2005年F1グランプリにおいて、ルノーは技術的にレベルの高いライバルチームとの競争に勝ち、ドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトルの両方を獲得、ルノーの技術力とダイナミズムを証明した」
確かに今年のルノーは強かった。特にフェルナンド・アロンソ選手は19戦のうち7勝し、新たな皇帝が登場などともてはやされた。そのF1での影響もあってか、日本市場でもルノー車の販売が伸びている。
たとえば、2005年1月−9月の販売は前年同期比10%増という具合だ。「このペースでいくと、販売台数の新しい記録を達成できる。特に今年7月以降の伸びが顕著で、7月、8月、9月の3カ月間は前年比33%増」とレーマン社長は強調していた。