15日、インディカーシリーズ(IRL)最終戦開催中のカリフォルニア・スピードウェイで、ホンダのインディカーシリーズへのエンジン供給が、2006年から2009年に延長されることが発表された。発表は、今季シリーズ最終戦の公式予選直前に会場内で開かれた記者会見の席上、アメリカン・ホンダの子会社で米国のレースエンジン開発を担当するホンダ・パフォーマンス・デベロップメント(HPD)社長ロバート・クラーク氏より行われた。同シリーズには、現在エンジンコンストラクターとしてホンダ、トヨタ、シボレーの3社が参戦しているが、シボレーが今季を最後に撤退。トヨタも先に来季2006年いっぱいをもって参戦を終えることを表明していたこともあり、ホンダの去就が注目されていた。このまま他のコンストラクターの参戦が無い場合、来季シリーズはアメリカ伝統の一戦「インディ500」を含め、ホンダ・トヨタ、日系2社の一騎打ち。再来年からは実質上ホンダのワンメイクとなる。クラーク氏は「他のコンストラクターとのコンペティションを希望しているが、仮に我々のみになった場合も技術の向上、切磋琢磨を続けてゆくことにかわりはない。インディ500で33のグリッドを埋めるだけの体勢も出来ている」とコメント。ホンダは、2年連続でインディ500の勝利を納めたほか、今季のシリーズチャンピオン、ルー キー・オブ・ザ・イヤーなどタイトルを独占。マニファクチャラーズ・タイトルを獲得している。
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