「2005東京トラックショー」が12日、東京ビッグサイトで開催された。今回のテーマは「笑顔を運ぶ 街に暮らしにユーザーに」で、出展者数は139社に及び、軽トラックから超重量のトレーラー約150台が展示された。
その中で特に人気があったのが、トラックではなく、日野自動車の『CAPSシミュレーター』。これは、「トヨタのシミュレーターを大型トラック用に作りかえたもの」(日野自動車関係者)で、衝突時に被害を軽減する「プリクラッシュセーフテクノロジー」、トレーラーの横転や、ジャックナイフ現象を抑制する「VSC」などを体験できるという装置である。
2人ずつ装置の中に入って体験するが、整理券を配るほどの好評ぶりで、45分待ちの状態。ただ、血圧が高いなど心臓が悪い人は乗らないほうがいいとの注意書きがある。
このトラックショーは15日まで開催され、12万人の来場者を見込んでいる。