トヨタ、ヒートアイランドを抑制する木を開発

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トヨタ自動車は、大気浄化能力が従来品種より高いチェリーセイジ(品種名=キルシェピンク)を開発し、同社の子会社トヨタルーフガーデンを通じて2006年3月から発売すると発表した。

チェリーセイジは、開花期間が長い半常緑低木で、トヨタではチェリーセイジの大気浄化能力やヒートアイランド現象の緩和能力が高いことに着目し、新品種の開発を続けてきた。

今回開発したキルシェピンクは、NO2やSO2などの大気汚染物質の吸収能力とヒートアイランド現象の緩和能力が、従来のチェリーセイジの約1.3倍で、現在販売されている中で生長の早い「キルシェレッド」より約1.2倍高い。このため、都市部の沿道や公園の低木として用いることで、植物による環境改善の推進が図れると、している。

また、草丈が低く耐暑性のあるローマンカモミール「クルツ」、耐暑性の強い観葉ラベンダーの「アルジェント」も開発しており、同時に発売する。

《レスポンス編集部》

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