4日に日本発表となったメルセデスベンツ『Sクラス』のセンターコンソールには、ナビやオーディオ類の操作を行う「COMANDシステム」という名称の統合コントローラーが装備されている。
操作感覚はBMWの「iDrive」とよく似ており、フォースフィードバックも掛かるようになっている。Sクラス自体は重厚なクルマだが、COMANDシステムのコントローラーの動きは意外なほど軽快だ。
「BMWを研究して、徹底的なネガ出しをしたな」と思わせるほどインターフェイスは単純明快でわかりやすい。発表会当日にも会場説明員からの積極的な使い方の説明は無かったが、数分扱うだけで基本的な操作ができるようになるレベル。
コントローラーを押して「メニュー項目」を呼び出し、前後左右動作、もしくは回転動作で「項目の選択」、コントローラーを再び押して「決定」となる。
基本的にはこれを覚えているだけでよく、普通のカーナビが使えるスキルがあれば、まず問題なく使えるだろう。