三菱自動車は7日、東京・品川の本社ショールームで『ランサーエボリューションワゴン』の発表会を行ったが、その会場で益子修社長は国内の販売について「8月までは順調に来ている。新型車がないなかでよく頑張った」と語った。
同社の05年度の国内販売目標は25万3000台で、これはクリアしなければならない最低限の数字。それだけに、益子社長も「できれば上乗せしたい」と強調する。
しかし、もう一つの課題の北米販売については、5月に発売した『エクリプス』が計画より大幅に売れているものの、ほかの車種が落ち込んで、「計画に対しては若干のビハインド」(益子社長)という。
休みを返上して国内の販売店巡りをしている益子社長には、まだまだ茨の道が続きそうだ。