新型マツダ『ロードスター』(25日発表・発売)は全幅が40mmも拡大され1720mmの3ナンバーサイズになった。ライトウェイトがウリのロードスターで、ここまでボディサイズを拡大した理由は、サイドエアバッグを装着したかったからだ。
マツダ車両コンポーネント開発本部の山本修弘さんは「車体幅を大きくした理由はトレッドの拡大など、いくつかあるのですが、最も大きなところではサイドエアバッグを装着したかったからです。サイドエアバッグを装着するには、エアバッグが展開するスペースが必要となり、そのために全幅を広げなくてはなりませんでした。その結果、頭部保護機能付きのサイドエアバッグをシートに内蔵することができました」とコメント。
実際に運転してみても、ボディが極端に大きくなった感じはないし、車両重量の増加は20kg程度なので、重くなったようにも感じない。この程度ならボディが大きくなったデメリットは、ほとんど感じられないだろう。