GM(ゼネラルモーターズ)は、米国ノースカロライナ州シャーロット市の市バス会社シャーロット・エリア・トランジット(CATS)に2台のハイブリッドバスを納入したと発表した。
GMのハイブリッド駆動システムを採用したバスは、従来のディーゼルバスと比べて燃料効率が高く、運行径路と運転状況によっては20%から55%も燃料を節約できる。
GMのトーマス・スティーブンス上席副社長は「ハイブリッドシステムの採用は都心部でのバス会社にとって極めて有効な投資でCATSの取り組みは称賛に値する」とコメント。CATSのロン・トバーCEOは「市の大気汚染改善は最重要課題で、ハイブリッドバスの導入で、環境に優しい公共バスの模範をノースカロライナ州全体に示したい」としている。
ハイブリッドバスは22日から運行を開始、このバスが導入される路線の乗客は最初の一週間運賃が無料となる。
GMはダイムラークライスラーとハイブリッドシステムを共同開発し、2007年後半にはシボレー『タホ』とGMC『ユーコン』にハイブリッドシステムを導入する予定だ。