住友ゴム工業、社会・環境報告書2005を発行

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住友ゴム工業、社会・環境報告書2005を発行
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住友ゴム工業は、2004年度の社会と環境活動に対する取り組みをまとめた「社会・環境報告書2005」を発行した。同社では、環境省の「環境報告書ガイドライン」に基づき、2001年版より「環境報告書」を作成し、その後年1回活動状況の報告書を作成している。

「社会・環境報告書2005」は、従来の内容を見直し、環境に関する情報開示に加え、「ステークホルダーとのかかわり」などの社会的活動の取り組みを含めて、より広範囲に説明する報告書とした。

今回の報告書では、社会的責任を果たす取り組みについて、「コーポレート・ガバナンス体制の構築」「コンプライアンス」「品質の追求」「労働安全衛生の追求」について掲載した。各ステークホルダーの株主、顧客、取引先、地域社会、従業員とのかかわりについても、昨年よりもさらに詳細に情報開示した。

一方、グループのネガティブな情報である「公正取引委員会からの勧告とその後の行動」についても報告した。

経営者コミットメントのページには「住友の事業精神」「長期ビジョン行動イメージ」「2008年度の経営目標」を追加した。

地球環境保全のさまざまな取り組みでは、環境ハイライトのページで低燃費・長寿命・省メンテナンスを実現した新商品「ECORUT SP628」や国内タイヤ製造4工場で完全ゼロエッミションの達成、ESCO事業方式によるコージェネレーションシステムの導入などを紹介した。

また、環境会計では、CO2排出量の1093トン炭素/年の削減、完全ゼロエミッション達成による埋立廃棄物量1153トン/年の削減、工場排水量の27万7000立方メートル/年を削減したとしている。

《レスポンス編集部》

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