イギリスGP(10日決勝)でマクラーレンのフアン・モントーヤに2.7秒差で及ばなかったフェルナンド・アロンソ。僅差のレースだっただけに逃した悔しさは大きいよう。
「フアンパブロと僕との差は本当に、本当に近かった。最初のピットストップで長く走れるように多くの燃料を積んだ。それでももう少しでファンパブロの前に出られそうだったんだ」
「作戦は良かったと思うよ。ファンパブロにぴたりと着いていくことができたし、彼がピットに入った後もしばらくトラックに留まることができた」
「でもその後トラフィックにはまってしまい、時間をロスしてしまった。ヤーノ・トゥルーリの後ろで3秒は失ったよ。でもこれは彼のせいじゃない。付近にブルーフラッグが出なかったんだ」
「2度目のストップを終えた後、ファンパブロをもっとプッシュしようとしたけど、オーバーテイクは無理だった。終盤になりキミ(ライコネン)も充分離れていたのでちょっとペースを緩めて2位を確実にしたんだ」
最後はマシンをいたわり無理をしなかったというアロンソ。それでもライバル、キミ・ライコネンとの差を2ポイント広げ、26とした。