【スバル レガシィ 一部改良 詳報】進化型を思わせる3.0スペックB 5速ATの走り

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スバル『レガシィ』は一部改良の実施と同時に、6速MT専用モデルだった6気筒3リッターンの3.0RスペックBに5速AT車を追加した。レガシィの開発責任者を務める増田年男さんは「欧州や豪州では、18インチタイヤを履いたレガシィの6気筒モデルにATを要望する声が多く、今回はその声にこたえて3.0RスペックBに5速ATを設定しました」

「ただし、ただタイヤを18インチに変えただけではダメなので、力強いトルク感を出すために、5速ATのファイナルレシオは、このスペックB用に変更しています。シフトプログラムや、足回りの設定も従来の3.0Rとは変えているので、大幅にスポーティになっていると思います」とコメント。

実際に乗ってみると3.0RスペックBのAT仕様は、3.0Rとはまったく違う走りを見せてくれた。ファイナルレシオがローギヤードに設定されているので、発進時から大きなトルクでクルマを蹴りだしてくれる。そして素早く回転が上がり、やや高回転まで引っ張ってからシフトアップする。

今回の小変更から3リッター車の電子スロットルの制御に改良が加えられ、よりリニアリティが増していることもあり、アクセル開度に対するレスポンスが一段と高まっている。まるで排気量が500ccぐらいアップしたかのように、エンジンの反応がよくなった気がする。ハンドリングも17インチの3.0Rよりも機敏なフットワークを見せてくれるが、乗り心地の悪さは感じない。硬さは6速MTよりもマイルドで、コシのあるしなやかさを持っている。

3.0Rはオトナのクルマだと思っていたが、3.0RスペックBのATはそのエボリューションモデルを感じさせる、少し過激なまでのスポーティさを持っている。これなら欧州でBMW『330i』やアウディ『A4クワトロ』とも、じゅうぶん勝負ができるかもしれない。(つづく)

《岡島裕二》

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