7日、日産から3台目の軽自動車となる『オッティ』が発売された。日産では02年よりスズキの『MRワゴン』を『モコ』として販売していたが、今回は三菱の『eKワゴン』がベースとなっている。
日産が軽自動車をOEMで拡充するにあたって、同じスズキではなく、三菱のeKワゴンがベースとなったのはなぜか。日産の軽自動車の商品企画を担当する西垣聡さんに話を聞いた。
「今回eKワゴンをベースとしたのは、モコよりも少し小さいサイズの軽自動車が欲しかったからです。eKワゴンならば立体駐車場に入る全高ですし、収納スペースも豊富に用意されています。このeKワゴンのパッケージングが日産が求めていたものに近かったからです。」
「また、eKワゴンは“ハイトワゴン”タイプでありながらは低価格なので、競争力も高いと思っています。数を多く売りたいと考えていますので、この価格帯は魅力でした」とコメント。
『ワゴンR』ではなく、eKワゴンがベースとなった理由は、パッケージングや価格帯が日産の狙いにマッチしたからのようだ。