三菱ふそうトラック・バスは、『エアロスター』の燃料装置およびかじ取り装置、また原動機およびかじ取り装置に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は00年3月から04年4月までに生産した65台。
これらのクルマのうち、ガスバルブ式CNGエンジンを搭載した大型バスでは、アクセルケーブルの取り回しが不適切で、燃料ホースまたはパワーステアリングホースとケーブルとの隙間が不十分なものがある。
使用を続けると、走行時の振動などにより燃料ホースまたはパワーステアリングホースが損傷し、最悪の場合、燃料ガスが漏れ原動機が停止して再始動不能となったり、またはパワーステアリングオイルが漏れ、ステアリングの操舵力が過大となるおそれがある。
またミキサー式CNGエンジンを搭載した大型バスのアクセルケーブルの取り回しが不適切で、オイルプレッシャーホースまたはパワーステアリングホースとケーブルとの隙間が不十分なものがある。
使用を続けると走行時の振動などによりオイルプレッシャーホースまたはパワーステアリングホースが損傷し、最悪の場合、オイルゲージが作動しなくなったり、パワーステアリングオイルが漏れステアリングの操舵力が過大となるおそれがある。