【BMW 7シリーズ 新型】サスペンション…プレステージサルーンにふさわしい仕上がり

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【BMW 7シリーズ 新型】サスペンション…プレステージサルーンにふさわしい仕上がり
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新BMW『7シリーズ』(24日発表・27日発売)はサスペンションの再チューニングを受け、走行性能の向上が図られた。

スタビリティ向上のため、リアのトレッドを15mm拡大。また、重量配分がマイチェン前の51:49に対し50:50とやや後ろ寄りになったため、フロントサスをやや固めに、リアサスをやや柔らかめに再調整し、高速コーナリング時の弱アンダーステア特性を向上させている。

ロングボディの「750Li」、「760Li」にはセルフレベリング機能付きのエアスプリング式リアサスが装備され、重い荷物を積載した場合でもボディが後傾しないよう制御、コーナリング時にはアンチロール制御を行う。

電子制御スタビライザー「ダイナミックドライブ」と電子制御サス「EDC-C」を組み合わせた「アダプティブ・ドライブ・パッケージ」は「740i」にオプション、それ以外のグレードに標準装備される。

これらの精密な電子制御システムにより、新7シリーズの快適性はきわめて高いものとなっている。老朽化によって路面に相当の波打ちが生じている首都高速湾岸線を巡航しても、上下動はまるでフラットな路面を走っているかのように少ない。舗装の荒れにともなうハーシュネスも極少だ。世界有数のプレステージサルーンにふさわしい仕上がりだ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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