スズキは、インドの自動車生産・販売会社マルチ・ウドヨグ社で生産・販売する新型乗用車『スイフト』を発表した。
新型スイフトは日本、ハンガリー(マジャール・スズキ)、中国(重慶長安鈴木汽車有限公司)、インド(マルチ・ウドヨグ社)の4カ国で生産、世界各国で販売する世界戦略車として開発したコンパクトカーだ。
マルチ社は、1983年からインドでの生産・販売を行っており、2004年度には約54万台を生産・販売し、今年4月には生産累計500万台を達成した。
マルチ社では、1000cc前後の小型車が需要の大半を占めるインド市場で、少し大きめのサイズとなるこの新型スイフト(排気量1300cc)を新ジャンルのクルマとして発売し、インド国内向け販売の拡大を図っていく。