日野が新長期適合の中型トラックを国内初めて投入

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日野自動車は、日野『レンジャー』を新長期排出ガス規制に適合させ発売すると発表した(既報)。新長期排出ガス規制適合した中型トラックは6月に発売を発表したいすゞ自動車に次いで2社目だが、発売ではトップとなる。

新型レンジャーは、顧客のるニーズに対応するため、新長期排出ガス規制対応でも世界で唯一4気筒・5気筒・6気筒ターボインタークーラー付きディーゼルエンジンをラインアップする。 

4気筒、5気筒エンジン搭載車は24日から全車一斉に新長期排出ガス規制適合車に切り替え、発売する。6気筒エンジン搭載車は10月からの発売となる。

同社は、PM(粒子状物質)を新長期排出ガス規制適合レベルにまで低減する革新的なクリーンディーゼルシステムDPRを開発している。

今回発売した新型車は、日野の高いエンジン開発技術により、DPRを進化させ、NOx(窒素酸化物)も大幅に低減し、現在世界一厳しい新長期排出ガス規制に先行して適合させた。

また、軽油以外の充填材などが不要なため、インフラによる制約を受けることがなく、ディーゼル車の使い勝手の良さを維持しつつ、環境性能を向上させた、としている。

燃費性能については、全車に先進の「TI」ディーゼルエンジンを搭載し、高い燃費性能を維持した。

同社は今後、順次新長期排出ガス規制適合トラック・バスのラインアップを拡充するとしている。

価格は型式ADG-FD7JLWAウイングバン完成車が916万1250円。

《レスポンス編集部》

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