米ゼネラルモーターズ(GM)は25日、北米で販売した209万台をリコールすると発表した。同社の1度のリコールとしては昨春実施した400万台に次ぐ規模となる。
リコールするのは大型ピックアップトラック、SUV(スポーツユーティリティービークル)149万台と、乗用車60万台。
大型ピックアップとSUVは2003−05年に生産されたもので後部座席のシートベルトに不具合があった。また乗用車系の車種では、燃料ポンプと駐車ブレーキに不具合があった。業績が大幅に悪化しているGMだが、品質問題でさらなる販売減も懸念される。