【上海モーターショー05】第一汽車 大紅旗、続報

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実にうっかりというか、第一汽車のブースでもらった『大紅旗』の小さなパンフレットには中国語の「新聞稿」、つまりメディア向けの解説が入っていた。

それを読んで判明。今回、展示されていた「概念車」(コンセプトカー)の大紅旗はコードネーム「HQD」。08年に生産が開始される予定だ。

デザインは「老紅旗」、つまり旧型紅旗のモチーフを大切にしたという。

短いフロントのオーバーハング、両側面へと立ち上がったテールランプ、アップライト(背筋を伸ばした)な姿勢で着座できるキャビンのラインをトランクリッドへ向けて落とし込むCピラー回りなどは老紅旗から引き継がれた。

「新旧紅旗は全体的なイメージが似ていなければならない。全体のイメージを大事にしながら細部を調整した」とのことだ。

まさに国家元首級の用心が乗るのにふさわしい威厳と恒久的価値観を表現している大紅旗。フロントグリルには中国伝統の建築文化様式である「九梁十八柱」的意味があるらしいが、その様式自体を筆者は知らないのでご勘弁を。

ボンネットフード前端には「赤い旗」を表す半透明のマスコットが乗っているが、これがプラスチックなのか、あるいはもっと高価な素材なのかは不明だ。展示車の大紅旗に触れることは許されないのだ。

《牧野茂雄》

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