住友ゴム、国内の全タイヤ工場がゼロエミッション

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住友ゴム、国内の全タイヤ工場がゼロエミッション
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住友ゴム工業は、タイヤ製造工場の泉大津工場が埋立廃棄物を完全に無くした完全ゼロエミッションを達成したと発表した。先行した3工場と合わせて、国内のタイヤ製造全4工場が完全ゼロエミッションを達成したことになる。

同社グループでは環境保全活動を経営の最重要事項のひとつとして位置づけており、ISO14001に基づく環境マネジメントシステムを構築し、環境保全活動の継続的な改善に取り組んでいる。

この一環で2003年には日本のタイヤメーカーで初めて本社および国内全工場で、また2004年にはインドネシアの工場でも、埋立廃棄物の発生を全廃棄物排出量の1%未満に抑えるゼロエミッションを達成した。

2004年1月からは埋立廃棄物の発生を完全にゼロにする完全ゼロエミッションを目標に掲げ活動してきた。この結果、2004年末の名古屋工場、白河工場、宮崎工場のタイヤ3工場に続いて今回、泉大津工場が完全ゼロエミッションを達成した。

泉大津工場はタイヤのほか、液晶ディスプレイ用のバックライトユニットや医療用ゴム部品なども生産している。タイヤ以外の国内の残り2工場の加古川工場と市島工場は、今年末までの達成を目標に現在鋭意努力中だという。

《レスポンス編集部》

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