【BMW 3シリーズ 新型発表】320iは59万円値下げ? 戦略的価格

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【BMW 3シリーズ 新型発表】320iは59万円値下げ? 戦略的価格
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現在はユーロ高により、値上げする欧州車もある。発表会でも「新車の価格を設定する時期としては望ましい時期ではかった」とされるほどだが、ドイツ本社と交渉を重ね、先代モデルよりも戦略的な価格を設定したという。

先代の「320i」のセダンは457万8000円。新型の320i(AT)は399万円。これだけみれば58万8000円のダウンだが、新型の320iは2.0リットル4気筒なので、同様のパッケージを持つ先代の「318i」と比較すべき。先代の318i(AT)は402万1500円なので3万1500円のダウンになったことになる。

その一方で、拡大したボディやパワーアップしたエンジン、ATが5速から6速に、ホイルもスチールからアルミとなるなど、価格を下げながら数々の装備を大幅に充実させている。

また、「325i」は先代の506万1000円から525万円に18万9000円のアップだが、ユーザーの要望が高いバイ・キセノン・ヘッドライトやミラーに内蔵するETC車載器などを標準装備。「330i」は、571万2000円から625万円と50万円以上のアップだが、iDrive付きのHDDナビゲーションなどが標準装備される。

BMWのマーケティング・ディビジョンの丸山英樹氏によれば今回の3シリーズの国内仕様を「パーフェクト」と評している。その理由として、たとえば装備や価格などのクルマの評価要素を元にレーダーチャートを描いてみれば、とてもきれいな六角形になるからだという。

丸山氏はいままでの3シリーズについて「弱点と言われたのが装備だった。BMWは高いのにあまり装備がついてないと思われていた」と振り返る。

しかし、新しくなった3シリーズについては「装備もアップし、自分たちで言うのもなんだけど、パーフェクト。トータルバランスがとれている」と自信を見せていた。

《正田拓也》

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