日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が1日発表した3月の新車販売(軽は届け出)統計速報によると、登録車、軽自動車ともに3カ月連続して前年同月実績を下回った。海外販売とは対照的に内需の不振が目立ってきた。
登録車は1.2%減の56万8043台。乗用車が0.2%減の49万742台と横ばいだったものの、トラックが6.6%減と低迷した。
一方の軽自動車も2.8%減の26万6024台と1月から3カ月続けてマイナスになった。首位争いを続けるスズキとダイハツ工業が月間最高記録を更新したものの、市場全体としては減速傾向となっている。