ニューヨークオートショー(ニューヨークモーターショー)では、先のジュネーブモーターショーで発表された新型マツダ『MX-5』(日本名『ロードスター』)のレース仕様が早くも発表された。
ターンテーブルに飾られたのは、92年のルマン24時間耐久レース優勝マシンと同じカーナンバーとカラーリングを施した「レースレディMX-5」。来年度のプロフェッショナル・スペック・マツダシリーズのプロトタイプだ。
レーシングビートのステンレスヘッダーとエクゾースト以外は、ノーマルの170hp、2.0リットル「MZR」エンジンを搭載。
さらに、マツダスピードのショック、スプリング、レーシングビートのスタビライザー、レーシングハート社製18インチホイールにハンコック社製レーシングタイヤで足下を固めた。
インテリアはバケットシートとステアリング、6点式ハーネスはスパルコ製でレーシーに決め、プロトタイプのAWRノ6点ロールケージとAiMスポーツのデータロガー付きカスタムディスプレイを装備した。
アメリカには、SCCAの「スペック・ミアータ・クラス」があり、クラブマンレースでは1000台以上のミアータがサーキットを疾走している。
ユーザーはベースの『MX-5』を購入した後、全米700件以上のマツダディーラーを通じてコンペティショナルパーツを入手。これらを愛車に組み込んで各地で開催されるSCCAのイベントに参戦することになる。