公共交通の乗継ぎ改善…せんちゅうナビ試行

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大阪府と国土交通省近畿運輸局は、関西ITS推進協議会などの協力を受け、北大阪急行電鉄、大阪モノレール・千里中央駅(大阪府豊中市)において、バスへの乗り継ぎ情報などを提供する「せんちゅうナビ」の試行実施を2月27日より開始した。期間は1年間。

1日約12万人が利用する千里中央駅は、路線バスの乗り場が分散し、鉄道とバスとの乗り継ぎが分かりづらいという問題を抱えている。

そこで、大型案内板や個別検索機、携帯電話ナビなどで、バスと鉄道の乗り継ぎ情報や周辺店舗情報などを提供することで、利用者の利便性を向上させるシステムを開発した。

1年間の試行の中で、利用者や情報提供者へのアンケートなどを通じ、導入効果、問題点を把握し、大阪府ではシステムの改善を図ろうとしている。また、数多くの駅への普及・展開を目指す。

大型案内板では、プラズマ画面に方面別のバス発車時刻や周辺情報を提供。個別検索機は行き先の施設名などを画面にタッチ入力すれば適切な交通機関などを検索するシステムで検索結果を携帯電話にも転送を可能とした。

携帯電話ナビは、個別検索機と同レベルの情報検索機能をもち、QR二次バーコードを介した位置情報発信によって、携帯でバス乗り場までのルート案内等を行うことができる。

それに伴い、6日に、千里中央駅南広場において「せんちゅうナビ」のPRイベントを行う。内容は、システムのデモ、携帯電話ナビの体験ツアー、ETCが当たる未来交通クイズなどが行われる。

《編集部》

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