1日より開幕したジュネーブモーターショー(一般公開は3−13日)では、BMWが、コンパクトスポーツサルーン『3シリーズ』の5代目となるモデルを公開した。
6気筒ガソリン・エンジンを搭載した「330i」と「325i」、4気筒ガソリン・エンジンの「320i」、ディーゼル・エンジンの「320d」の4タイプ。いずれも6速マニュアルが標準で、6速ATはオプションとなる。
最上位モデルの330iは、最高出力は258HP。最高速度は250km/hでリミットされている。0-100km/h加速は6.3秒。全長は4.52mで、現行モデルより49mm長く、車幅は78mm広く、車高は35mm高くなっている。
全モデルで、「iDrive」コントロールシステムが導入され、中央のディスプレイを通じて、カーナビなどが操作できる。
また、330iと325iでは、BMWのミッドレンジのモデルとしては初めてアクティブ・ステアリングが搭載され、低速度の際の操作性が向上した。また、オプションでフクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)も導入できる。エアバッグは6基以上搭載される予定。