ホンダ、フィリピンの二輪車工場を移転新築

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ホンダは、フィリピンの二輪車生産・販売、汎用製品の販売会社のホンダフィリピンズ・インコーポレーテッドが、近年急速に拡大する二輪市場に対応して、生産効率を向上し生産能力を増強するため、新工場に移転すると発表した。

ホンダフィリピンが新設する工場は、現工場から南へ約60kmのバタンガス州サントトーマス市に建設する。総敷地面積は20万平方メートル、建屋面積は4.2万平方メートル。

年間生産能力は当初50万台だが、建屋拡張によって年産100万台までの生産能力を拡大できる。現在の工場の生産能力は年産30万台で、最大で3倍以上に拡大できる。

総投資額は13億ペソ(約25億円)。今年3月に着工し、2006年1月に稼動開始の予定。新工場は、自然環境を考慮したレイアウトを採用、各工程の同期化により流動在庫を削減し、既存設備を活用しつつ生産・物流効率向上を図る方針だ。

《レスポンス編集部》

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