日産自動車とホンダが25日発表した2004年の世界生産実績によると、両社とも初めて300万台の大台に乗せた。前年はホンダが1万台余りで日産をリードしていたものの、04年は逆に日産が1万台余りの差で逆転した。
まとめによると、日産は前年比8.0%増の319万4119台、ホンダは7.2%増の318万1624台となった。日産は国内販売が振るわず、国内生産は2.2%減少して約144万台にとどまったものの、海外が18.1%増の約175万台と大幅に増えた。
一方のホンダは国内が6.1%増の約124万台、海外が7.9%増の約194万台と、いずれも順調に拡大した。ホンダは今年の世界生産を04年比で7.5%多い342万台と計画している。