ダカールラリー(正式名称テレフォニカ・ダカール2005/通称パリダカ)は9日の休息日を終え、後半戦初日の10日はアタール起終点のループステージを行なった。増岡浩(三菱パジェロエボリューション)はエンジントラブルでリタイアとなった。
SS1位−3位はステファン・ペテランセル(三菱パジェロエボリューション)、リュック・アルファン(三菱パジェロエボリューション)、ユタ・クラインシュミット(VWトゥアレグ)の順。総合順位もこの順で、前半戦最終日と変わらず。
前日にクラインシュミットが「三菱車にトラブルが無い限り追いつけない。私は3位が精一杯」と弱気の発言をしていたが、その通りになってしまった。
リタイアした増岡は「今回はツキがなかったような気がするが、後悔はしていない。今日試したサスペンションセッティングも良かったので、来年に生かすことができる。気持ちを切り替え、また1年間がんばりたい」と語っている。なお、増岡のリタイアは88年、93年と今回で3回目。
■1月10日 第10レグ
アタール(モーリタニア)−アタール(モーリタニア)
SS:483km
リエゾン:16km
走行距離:499km
■SS9リザルト
順位:ドライバー(マシン)/タイム※1
1:ペテランセル(三菱パジェロEvo. ※2) 5時間22分58秒
2:アルファン(三菱パジェロEvo. ※2) 1分27秒
3:クラインシュミット(VWトゥアレグ) 30分19秒
■総合順位
順位:ドライバー(マシン)/タイム※1
1:ペテランセル(三菱パジェロEvo. ※2) 28時間8分55秒
2:アルファン(三菱パジェロEvo. ※2) 21分28秒
3:クラインシュミット(VWトゥアレグ) 1時間10分45秒
4:ドゥビリエ(日産ピックアップ) 3時間52分56秒
5:ロマ(三菱パジェロEvo. ※2) 7時間38分54秒
6:サビー(VWトゥアレグ) 8時間21分38秒
7:スーザ(日産ピックアップ) 8時間47分05秒
8:マニャルディ(ホンダ・エボ3) 9時間34分15秒
25:片山右京(トヨタ・ランドクルーザー) 20時間25分02秒
■トラック総合順位
順位:ドライバー(マシン)/タイム※1
1:カビロフ(カマズ4911) 37時間47分51秒
3:菅原義正(日野レンジャー) 4時間26分45秒
※1:2位以下はトップとの差
※2:Evo. =エボリューション