今週開催のワシントンオートショー(ワシントンモーターショー、12月26日−1月2日)で、フォードはピックアップトラック『レンジャー』の「STX」モデルを発表する。
ワシントンDCで開かれる今回のオートショーには小型ピックアップのエントリーが多く、シボレー『コロラド』の“ヒップホップ”エディション「エクストリーム」や、トヨタ『タコマ』の「Xランナー」なども登場する。
フォード・レンジャーは小型ピックアップとしては歴史がもっとも古いが、こうした新興勢力にやや押され気味でもあり、若者へのアピールに苦心している。
STX、エクストリーム、Xランナーは3台まとめて「トレンディトラック」と評されているが、どのモデルも前年より売り上げを落としている。
その巻き返しとして、STXは新しいスポイラーやライト、グリルに工夫を凝らし、エクストリームはスポーツサスペンションを導入。しかしどのモデルも4WDを採用しておらず、あくまで「アーバンピックアップ」という考え方。
小型ピックアップの売り上げが伸び悩む中で、トレンディトラックがどれだけの健闘を見せるのかが注目だ。