自動車保険料収入、9社中8社がマイナス

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損害保険主要各社が発表した2004年9月中中間決算によると、自動車保険の保険料収入は9社中8社が前の年の同じ時期を下回った。保険料引き下げ競争により単価ダウンが続いた。

自動車保険料の収入減は、割引率の進行やリスク細分型保険の普及などにより、保険料単価の下落が続いていることによるもの。最近になって一部に下げ止まり感も出てきているが、今中間期は依然としてマイナスが続いた。

唯一プラスを確保したのは生保の販売員を活用して契約を伸ばしているニッセイ同和損害保険だが、それでも前年同期にくらべ0.4%増と微増にとどまった。

大手では、東京海上日動火災保険(旧東京海上・旧日動火災)が2.5%、損害保険ジャパンが1.1%、三井住友海上火災保険が1%のそれぞれマイナスだった。

《編集部》

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