ホンダ『レジェンド』に搭載されたインターナビは、車線別渋滞案内や天気情報の表示など、テレマティクスを最大限に利用した「フラッグシップにふさわしい情報提供」が自慢となっている。
レジェンドの北米仕様であり、アキュラチャネルで発売される『RL』でもこの流れは変わらない。XMサテライトラジオ社の放送衛星を利用した「衛星データ通信による渋滞情報の提供」となる『アキュラリンク』を世界で初めて実用化すると明らかにされている。
アキュラリンクはXM衛星を通じ、RLに搭載されたカーナビに対して渋滞情報をリアルタイムに提供するというもの。渋滞の回避はもちろんだが、事故や何らかのインシデントが進路上に出現した場合、これをスムーズに回避することができる。
また、ブルートゥース対応の携帯電話と接続することで、ディーラーやアキュラ提携のロードサイドアシスタンスサービスとシームレスに電話連絡を取ることも可能となる。
ダイアグノーシスとも直結しており、これらの診断データをディーラーに送信することもできるため、故障が生じた場合にも適切な対応策を聞ける。
発表は日本時間で19日の午後2時だったが、ITS世界会議の会場では午前10時から展示されており、事実上のワールドプレミアとなった。