来季のグランプリ開催の危ぶまれているイギリスGP。バーニー・エクレストンと、シルバーストーンを所有している英レーシングドライバー協会(BRDC)との交渉が決裂したことから、消滅の危機に立たされていたが、とりあえず来季に限っては続行することで合意に達した模様。
対立の様相を深めていたBRDCとエクレストンの間に英スポーツ相リチャード・カボーンが入る形で今回の決着となった。
「まだ契約上の問題が残っているがイギリスGPがカレンダーに名を連ねられると大いに期待している。さらに2年契約を実現し、シルバーストーンのポテンシャルを活かすべき将来プランを考えたい。正しい方向に大きく一歩踏み出せたことを歓迎したい」とカボーン大臣。
FIAが最終版2005年カレンダーを決定するのは12月。