カーウイングス対応の新型ナビは、今月2日に行われた発表会で『フーガ』に装着されると推測できるモデルが展示されていた。この際は「今秋発売の新型車から装着される」とアナウンスされ、30日、『ティーダ』でついに正式発表されることになった。
ティーダに装着されるのは、2DINサイズのコントロールパネルを備えたCD/MD/チューナー内蔵タイプ。これに7インチワイドサイズのモニターが組み合わされる。
「マルチファンクションスイッチ」を中心にナビの操作スイッチ類が配置されるが、実は2DIN筐体部分はオーディオ関係がメインであり、ナビの本体は助手席のシート下に収納されている。
ナビのメーカーはザナビィ・インフォマティクスで、これまでの日産純正(ファクトリーオプション)ナビと比べ、地図を見やすくするという工夫がなされた。このあたりは従来型ユーザーの要望がフィードバックされた点だという。
無線規格「Bluetooth」(ブルートゥース)に対応しているのも既報のとおり。もちろんこれまでの電話機にも有線接続で対応している。PDC、FOMA、au用の接続ケーブルが設定されており、ナビを装着した場合には任意の1本が無料でサービスされる。2本目からは有料だ。