ホンダ、2輪車のABS・前後輪連動ブレーキ設定を拡充

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ホンダは、2輪車の安全性能を向上させる一環として「ABS付き前後輪連動ブレーキシステム」の設定機種を計画的に増やす方針を明らかにした。オフロード車などを除き2010年末までに排気量250cc以上のすべての機種に同システムを設定する。

ホンダは1996年からこのブレーキシステム搭載車を発売、現在、日米欧向けの400cc以上の主要大型機種に設定している。計画では07年までに全世界向けの250ccクラス以上で新型として投入されるツーリング車、スポーツ車、スクーターを対象に設定する。

その後、10年末までに同クラス以上のほぼ全車に広げる。福井威夫社長は「ブレーキングを安心して行えるだけでなく、2輪車本来の操る楽しさも感じてもらえる」と、話している。

《池原照雄》

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