28日に日本正式発表されたのは、『A6』のセダンモデルだけ。しかし、アウディといえば街でステーションワゴンの「アバント」を見かけることも多く、セダンだけでなくアバントのデビューもかなり気になるところだが……。
アウディジャパン・マーケティング部の青木徹さんによると「もちろん、新型A6でもアバントは登場しますがドイツ本国でも発表されていないので、先になるでしょうね」というから、アバントファンはしばらくの辛抱になりそうだ。
「過去の流れから判断すると、1年から1年半ほどお待たせすることになりそうです。アバントは、旧型を継続販売します」とのこと。
また、旧型のアウディA6には、派生モデルとして『S6』と呼ばれるスポーツモデルや、『RS6』という450psのハイパワーエンジンを搭載したスペシャルなモデル(セダンではなくアバントがベースになっているのがおもしろい)も用意していた。
とうぜん新型でも登場するはずと期待しつつ青木さんに尋ねると「検討段階です」と否定も肯定もしない状況。
ただし、「Sモデルはアウディのモデルラインに組み込まれていますから、時期は未定ですが登場すると思います。RS6も前向きですよ。登場はかなり後になるでしょうけどね」というから、首を長くしつつ楽しみに待っていたい。
ちなみに、隠れ兄弟車のVW『パサート』に搭載しているW型8気筒エンジンをA6に積む予定はないそうだ。