気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2004年7月29日付
●環境税導入は「有力な手段」温暖化対策中間報告案(読売・2面)
●三菱ふそう、小型トラックリコール/いすゞ、スズキも(読売・37面)
●高級セダン競争、アウディも参戦、7年ぶりA6全面改良(朝日・11面)
●国内自動車、生産、3年連続増、上半期、アジアなど輸出好調(朝日・11面)
●ホンダ、過去最高益、4−6月期(朝日・11面)
●道路公団、ハイカ、回数券を廃止へ、偽造被害200億円に、ETCの普及前提(毎日・10面)
●トヨタ、リサイクル料を発表(毎日・10面)
●ジェットに耐える軽自動車、羽田で風圧調査(毎日・30面)
●三菱自動車株価終値、100円割れ、再建の厳しさを“象徴”(産経・2面)
●米ホンダ、ローン金利で黒人差別、消費者連盟が指摘(東京・8面)
●NY原油、一時43ドル台 2カ月ぶり史上最高値更新(日経・1面)
●JPモルガン、三菱自動車株の66%保有、貸株用の借り入れ、実際は5%未満(日経・15面)
ひとくちコメント
トヨタ自動車などトヨタグループが車種別のリサイクル料金を公表したことで、来年1月施行の自動車リサイクル法に基づき、新車の購入者や既存の所有者が車検時などに支払う車種別のリサイクル料金がほぼ出そろった。
きょうの各紙がトヨタのリサイクル料金を取り上げているが、小型車は1万円前後となっている。例えば、トヨタは、『ヴィッツ』が9100−9700円、『カローラ』が9840−1万740円。すでに公表の日産『マーチ』は、9780−1万340円。
ホンダの公表手続きが遅れているため、正確には比較できないが、各メーカーとも数百円前後と大差がない。いずれにしてもカーユーザーは維持諸経費が負担増になることに変わりはない。