いすゞは28日、『ビッグホーン』など6車種の車内暖房用ヒーターに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。
ハーネスコネクターの組み合わせが不適切なため、経年変化で端子部に酸化物が発生し、発熱するものがある。そのまま使用を続けると、コネクターが焼損し、火災につながるおそれもある。実際、車両火災2件が起こっており、全車両、コネクターを除去して配線を直結にする。
91年11月−02年3月に生産した『ビッグホーン』、『MU』(ミュー)、ホンダ『ホライゾン』、『JAZZ』(ジャズ)、スバル『ビッグホーン』の4万6426台と、98年5月−01年9月に米国子会社で生産し、日本で販売されたMU、『ウイザード』の1045台が対象だ。