気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2004年7月8日付
●新車販売どちらが快走、ミニバン重視派、ホンダ、品揃えで勝負 「エディックス」きょう発売。セダン・コンパクトカー派、トヨタ・日産、買い替え層狙う。三菱自動車、出口見当たらず(読売・9面)
●道路も線路もこれ一台、JR北海道もDMVを公開(読売・33面)
●三菱自動車欠陥隠し、リコール届け出終了、新たに6車種で欠陥判明(読売・34面)
●三菱トラック、東北道で出火、埼玉(朝日・34面)
●米工場の縮小、三菱自動車が検討、米誌報道(産経・7面)
●三菱自動車株、一時156円、上場来安値更新(産経・7面)
●ブランドの危機、追跡三菱自動車、三菱グループ固い結束力にほころび(産経・7面)
●自動車部品軽量化進む。旭テック 補強剤重さ半分、河西工業 内装材の樹脂減(日経・13面)
ひとくちコメント
「ミニバンのような多くの人数が乗れる車はまだまだ期待できる」……。ホンダの福井威夫社長は、3席横並びの座席を2列備えた6人乗りの新型ミニバン『エディックス』の発表会場でこう語った。
国内の乗用車販売が伸び悩むなかで、ミニバン市場は好調を維持。きょうの朝日は「ミニバンもっと熱い夏、膨らむ市場、差別化競う」というタイトルで、各社がしのぎを削る様子を経済面で大きく取り上げている。
東京も「ミニバン販売100万台の勢い。車内ゆったり市場は激戦」と伝えている。なかでも、ホンダは「常に新しい価値を提案してきた」と福井社長は強調、も新型ミニバン、エディックスを含め「ミニバンのホンダ」の復権を狙っている。