国土交通省は18日、自治体などを対象に募集していた「スマートIC」の応募が全国35カ所に達したと発表した。スマートICは、ETC搭載車に限定して高速道路のSA、PAなどに出入り口を設けるもの。
今後、具体的な実施計画書の提出を求めたうえで、整備箇所の選定に入る。
予算の制約にくわえ、「警察が接続道路の安全性や周囲の交通への影響などをチェックする」(同省)こともあり、すべての応募地域で実験されるのではなく、10数カ所程度になりそうだ。
候補地は東北自動車道・福島松川PA、常磐自動車道・友部SA、中央自動車道・双葉SA、関越道・三芳PA、東名高速・足柄SAなど。