ルマン24時間耐久レースに日本から参加するアウディスポーツジャパカ・チーム・ゴウ(アウディR8)、予選2日目のタイムは、3分34秒038で4番グリッドから決勝スタートすることとなった。
10日は午後になって断続的な雨が降りウェットコンディションとなるかと思われたが、出走開始の午後7時が近づくに連れて天候は回復、ドライコンディションで開始された。
気温24度、路面温度29度。前日より10度以上も路面温度は低くなった。前日と同様、荒聖治が最初に乗り込みコースイン、以降「ディンド」ことカペロ、トム・クリステンセンの順でステアリングを握った。
クルマのフィーリングは良くなり、タイヤにマッチした路面温度のためにミディアムコンパウンドのタイヤでも昨日のタイムを更新した。
タイムアタックは2回目のセッション開始早々に行い、アタッカーはクリステンセン。予選用タイヤを装着、1週のウォームアップ後にアタックに入ったが、第1シケインで1台、ポルシェカーブでまた1台のスローカーに遭遇、その上インディアナポリス・コーナーに砂利が出ていて大幅にタイムロスしてしまった。
郷和道監督のコメント:「ポールポジションは獲得できなかったものの、われわれはポールポジションからわずか10メーターの位置からスタートできます。このレースは24時間後どこのポジションにいるかが重要なわけで、決勝セットはかなり良く仕上っているので結果が楽しみです」
ポールポジションは、アウディスポーツUKチーム・ベロックスの88号車(アウディR8)。