買い戻しが入り、全体相場は3日ぶりに反発。自動車株は全面高となった。
日産自動車が、前日比42円高の1123円と9日ぶりに急反発。『タイタン』などの新車効果で北米の新車販売が好調に推移しており、為替円安による業績上方修正期待も買いを誘っている。
トヨタ自動車、ホンダも続伸し、スズキが52円高の1805円と上げた。
全面高の中にあって、三菱自動車工業が6円安の194円と4日続落。『パジェロイオ』など計10車種11万6352台のリコールを3日届け出たうえ、国内格付機関による同社の長期債務の格付が2ランクダウン。経営再建に向けた不透明感が強まる一方とあって、売りが優勢な展開が続いている。