BMWジャパンは、BMW5シリーズに、5ドアのステーションワゴンモデル525iツーリングを追加、6月12日から発売すると発表した。
今回追加する525iツーリングは、先代モデルと比べて全体的な寸法を拡大することで居住性を大幅に改善したのが特徴だ。全長を50mm、全幅を45mm、全高を30mm拡大した。フロントとリアの短いオーバーハング、大径17インチホイールと広いトレッドに仕上げた。
サルーンと同様にボディ材質にアルミニウムとスチールを組み合わせたハイブリッドボディ構造にし、安全装備を充実しながら、車両重量は先代モデルと比べて70kgの増加にとどめた。
また、ラゲッジルームは、大きな荷物の出し入れはテールゲートを、小さい荷物を出し入れするときはリア・ウインドを利用できる。ラゲッジルームのフロアは、前後・左右方向ともに完全にフラットで、容量は500リッターから最大で1615リッターにもなる。ハードタイプの大型スーツケース2個と中型のもの2個、旅行バッグを2個収納可能だ。
このほか、ツーリングには、アルミ製シャシーを採用した。リア・サスペンションには、リア・アクスルにエアスプリングを採用したセルフレベリング・コントロール付サスペンション(自動車高調整機能付サスペンション)を標準装備、積載荷物の重量にかかわらず車両姿勢を一定に保てる。
価格は635万円。