銀行株高が波及し、全体相場は小幅続伸。もっとも、OPEC(石油輸出国機構)が原油生産枠拡大を見送ったことで、原油高が世界景気のマイナス要因になるとの懸念が浮上し、輸出関連株は軟調。自動車株は高安まちまちとなった。
日産自動車が前週末比9円高の1141円と続伸し、日野自動車工業も20円高と買われた。スズキ、ダイハツ工業もしっかり。
一方、ホンダが40円安の4650円と反落し、いすゞも7円安と反落。三菱自動車工業は先週末に再生計画を発表したが、中身は市場の予測の範囲内で株価は15円安の225円と反落。トヨタ自動車は中国で高級車販売網「レクサス」を展開すると報じられたが、株価は3890円で変わらず。