使い始める前はカーナビに対して「チンプンカンプンで扱えない」ほどだった新人アシスタントのゆい。今では「知らない場所へ行くための頼りがいある相棒」に変わったらしく、ナビをお供に積極的に出かけることが多くなった。カーナビの新製品にも興味を持つようになったらしく、ストラーダ『HS400』にも興味津々。海好きなゆいのリクエストもあり、ストラーダ『HS400』とともに行くドライブの行き先は千葉の房総半島に決まった。エンターテイメントバンクに収録したお気に入りの音楽を聴きながら、ひたすら海沿いを走るということになった。レスポンス編集部は高層ビル群の一角にあり、クルマを止める駐車場はビルの地下4階になる。地下駐車場を進行しているときは、ナビにとってGPSの電波がキャッチできない場所で迷走している状態だ。自車位置をロストしてしまうと、いざGPSの電波が受け取れる状態になったとしても、しばらくの間は実際と異なる場所を表示してしまうこともあった。ところがSALAS(サラス)という、上下動まで判断する3Dジャイロを搭載したHS400は自車位置を外すことなく、地上出口ではしっかりと自車位置を隣接する道路に載せてくれる。迷走状態に陥ることもない。意外にもゆいはETCレーン初体験で「大丈夫かなあ」とドキドキしていたが、HS400の設定を「ゲート案内あり」にしておけばレーンまでスムーズに導いてくれる。ETC車載機そのものとの連動機能(料金や履歴の表示)はないが、実用性はじゅうぶん。走行中はエンターテイメントバンクに収録したMP3ファイルを再生しながら走る。DVDビデオの再生も可能とするヘッドユニット『CQ-DMR993』とはAUX経由で結ばれていて、高ビットレートなファイルを再生しているとCDとの違いはほとんど感じられない。エンターテイメントバンクには最大で12GB分の音楽、動画ファイルを収録できる。HS400そのものにリッピング機能はないが、ゆいのように普段からMP3プレーヤーを持ち歩き、保有するMP3ファイルがギガ単位に達しているような人であれば、SDカードやUSBケーブルで本体内に転送するHS400のような方式が圧倒的に便利だし、ファイル資産の活用もできる。自分のクルマにはテープ再生の可能なヘッドユニットをわざわざ残し、MP3プレーヤーの接続用に使っているゆいは「曲名とかのタグ表示もナビの画面で見られるし、コントロールもしやすいし、音質もすごくいい。HS400最高!」と大満足のようす。好きな音楽に包まれながら走るドライブが楽しいのは、いうまでもないだろう。
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