【ニューヨークモーターショー04】ランドローバー『LR3』…北米意識

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ランドローバーのエントリーセグメントとして、SUV熱に沸くアメリカで人気を博した『ディスカバリー』の事実上の後継モデルが『LR3』だ。

北米を除く世界市場向けには『ディスカバリー3』としてネーミングは継承されるのだが、北米市場ではオフロード色が強すぎるとして05年モデルからは、「Land Rover」の頭文字と「3代目」を表す数字の3とを組み合わせたネームに変更された。

近年の北米SUVトレンドを受け、よりオンロード性能を重視したパッケージングになっている。ルックスは、ランドローバーのフラッグシップ、『レンジローバー』のイメージを色濃く打ち出した直線的なデザインだ。

随所に街乗りSUVとしてユーザーフレンドリーな試みがみられるが、なかでも上下2分割に開くタイプのテールゲートは秀逸。

上下ゲートとも電動でラッチが開くので、操作は軽々。ゲートの分かれ目は左側が高く、右側が低くなっており、ゲート自身の重量配分を保ちつつ、下側のゲートを開かずに右側から簡単に荷物の出し入れができる。ドアポケットなどの収納スペースも拡大されている。

注目すべき装備は、先のデトロイトショーで発表されたコンセプトカー『レンジストーマー』にも採用された「テレイン・レスポンス」という4WDシステムだ。

センターコンソール上のロータリースイッチで、あらかじめセッティングされた5つの走行パターンから最適なものをセレクトするだけで、車高、エンジントルクレスポンス、ダウンヒルコントロール、トラクションコントロール、トランスミッションの電子制御が走行パターンに最適なモードに切り替わる画期的なシステムだ。

エンジンはジャガー製の4.4リットルV8エンジンを搭載。

《ケニー中嶋》

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