【リコール】マツダ、フォードのベルトテンショナーなど16万台超

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【リコール】マツダ、フォードのベルトテンショナーなど16万台超
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マツダは8日、『プレマシー』やフォードに供給した車両に不具合があるとして国土交通省に16万台超のリコールを届け出た。

不具合は2カ所あり、下記のいずれか、もしくは両方がある。

(1)タイミングベルトの張力を調整するオートテンショナーの振動吸収性が不十分なため、テンショナーのバネが破損してタイミングベルトが緩み、最悪の場合はバネの破片がタイミングベルトに噛み込み、エンジンが停止するおそれ。

(2)バッテリーの被水対策が不十分なため、バッテリーの上部に雨水などがたまり、バッテリーを交換した場合、バッテリー液注入口の形状によっては雨水がバッテリーに入る。この結果、バッテリー液量が増加し、漏れたバッテリー液がABSハイドロリックユニットを腐食させ、ブレーキ液が漏れて制動力が低下するおそれ。

対象車は、96年11月−04年1月に生産した『プレマシー』、『カペラ』、『カペラワゴン』、『ファミリア』とフォードブランドの『イクシオン』、『テルスター』、『テルスターII』、『テルスターワゴン』、『レーザーリデア』の合わせて16万4660台。

このリコールの(1)については、98年のリコール届け出時の改善措置で、不適切なオートテンショナーを組み付けた車両があったため、再度リコールを行う。

《編集部》

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