【新型VW『ゴルフ』海外試乗】“バリ”が取れ“臭み”が取れた…小沢コージ

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【新型VW『ゴルフ』海外試乗】“バリ”が取れ“臭み”が取れた…小沢コージ
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いやー、すっかり堪能してきました。スイスでVW(フォルクスワーゲン)の5代目『ゴルフ』に。ヨーロッパでは「爆発的ヒット」とは今ひとついかない新型だけど、それは単純に、大型化し高級化したのが受け入れられなかったから、ではないようだ。

VW会長のピシェッツリーダーさんは雑誌のインタビューでこういっていた。「もはやこのクラスはゴルフだけに頼る時代ではなくなった」と。「世の中の嗜好が多様化しているから」というワケだが、具体的には今後『ゴルフトゥーラン』などの派生車種のほか、シュコダ、セアトといったVWグループ全体のブランドで売っていくつもりらしい。

実際、向こうではVWの数十万円引きでシュコダ、セアトのゴルフクラスのモデルが買える。これらが事実上、VWの「ディフュージョンブランド」となっているのだ。アルマーニに対するエンポリオ・アルマーニのように。

つまりグループ内での住み分けがハッキリしており、そういう意味でもゴルフの高級化はしやすくなってるというワケ。

しかし今回の変化はいまだかつてなく大きい。ボディは長さで55mm、幅で24mm、高さで41mmもデカくなってるし、なによりデザインが大きく変わり、顔は思いっきりスポーティになった。いったい、どんなもんでしょうか? (つづく)

ゴルフV
●寸法:全長×全幅×全高
4204×1759×1485(mm)
●エンジン:
1.6リットルFSI(115ps/15.8kgm)
2.0リットルFSI(150ps/20.3kgm)
●トランスミッション:
6速MT/6速ティプトロニックAT
●サスペンション:前/後
ストラット/マルチリンク

《小沢コージ》

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