【新聞ウォッチ】三菱ふそう、きょう午後リコール届け出

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年3月24日付

●原油高、米経済に影、ガソリン上昇、大打撃(読売・9面)

●三菱ふそうタイヤ脱落、代替品「開発に数ヶ月」バブ交換、きょうリコール届け出、危険判明後も1000台放置、国交省指摘まで約半年(読売・39面)

●大型タイヤ脱落事故続発、長野・新潟(読売・39面)

●日産ゴーン社長、北米も陣頭指揮(朝日・12面)

●バスケットスーパーリーグ、アイシン連覇2冠、東芝との接戦制す(朝日・16面)

●いらっしゃい愛知万博へ、銀座で一年前イベント(毎日・28面)

●交通事故患者、診療情報、無断で損保に、北海道で慣例化、病院側にも見返りを(東京・1面)

●スズキ、北米で巻き返し、2006年から大型SUV生産(日経・1面)

●韓国ルノー・サムスン、SUVを自社開発、海外市場へ進出狙う(日経・13面)

●双方向情報サービス、トヨタ初の海外展開、タイで新システム(日経・15面)

●商船三井、合弁で完成車輸送、自動車関連ビジネス、中国で続々(日経・15面)

●旧サムスン工場、日産ディーゼル第2交渉者に(日経・15面)

ひとくちコメント

三菱ふそうトラック・バスは、きょう24日午後、国土交通省に大型車約11万3000台のリコールを届け出る。また、社長ら幹部が記者会見して説明するという。きょうの朝日など各紙が引き続き事故究明関連記事とともに一面などで掲載している。

同社は事故が相次いだにもかかわらず「整備不良が原因」と主張してきたが、新聞報道があった3月10日以降、一転して「原因は複合したものだが、設計上の問題もあった」として、リコールの届け出に踏み切る方針を固めたもの。

リコールの届け出と記者会見などでこの間の経過はある程度明らかになるとみられるが、今後は隠ぺい工作などにかかわった担当責任者の処分などを含めた“敗戦処理”と再建策に焦点は移る。

《福田俊之》

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