国土交通省道路局は、2月27日から3月4日までのETCの利用状況を発表。それによると、ETCの利用状況は全国平均で15.5%、台数にすると1日平均約108万3300台のクルマがETCを利用している。
道路公団別に見ると、比率が高いのは首都高。1日平均19.0%に達している。セットアップ台数を見てもこの地区の台数が他のエリアに比べ圧倒的に多い。
対して関西エリアの阪神高速道路公団での利用率は約10.8%。台数で比べても、首都高が21万4000台に対して阪神高が8万7000台で、首都高の40%にしかならない。
一方、ETCのセットアップ累計台数は約257万台。2月末が約251万台だったので、約6万台がわずか10日くらいで伸びたことになる。高額ハイウェイの割引率が、ETC前払い割引制度のみになり、今後普及に拍車がかかることが予想される。