フォルクスワーゲンの新型ミニバン『ゴルフトゥーラン』(16日発表)には、実に32カ所にも及ぶ収納スペースが用意されている。
ラゲッジアンダーボックスはもちろん、7名分のカップホルダー、フロントシート下の引き出し式のボックス、3連オーバーヘッドコンソールボックス、さらには床下収納ボックスやシートバックテーブルまで装備している。
ここまで収納が充実したクルマは、国産ミニバンでもなかなか見当たらない。加えてサードシートの分割可倒や、3つにセパレートされたセカンドシートの脱着機構など、シートアレンジも多彩だ。
インパネ形状はゴルフと同じフロアシフトだが、運転席の周りには小物を置くスペースも多く、ミニバンとしての使い勝手に気が配られていることが分かる。
とかく輸入車は小物入れの数やカップホルダーの位置など、日本市場の使用条件では使いづらいことが多かったが、トゥーランは国産ミニバンをも勝る収納力を持って登場した。