7チーム14ドライバーが集結して行われたバルセロナテストで4日、B・A・R・ホンダの佐藤琢磨がトップタイムを叩き出した。
改良型「BAR005/B」に乗った琢磨は計76ラップを走行し、前日チームメイトのジェンソン・バトンが記録したサーキットレコード(1分13秒867)をわずかに上回る1分13秒797の新記録を達成した。
2位にはルノーのフェルナンド・アロンソ、3位にはウィリアムズのマルク・ジェネが入った。
佐藤琢磨は、「今回のテストは僕らにとって非常にポジティブなものになった。個人的にも3日間のタイヤテストを大成功のうちに終えることができた」とコメント。
「火曜日には初めてパフォーマンスランを実施して、04コンセプトマシンでこれほどのハイパフォーマンスを見せることができたことに喜んでいるし、結果にも満足している。もちろん、ファステストラップを記録する気分は最高だよ。
「前回のテスト同様、今回のテストも楽しかったし、冬季プログラムを完了することができた。『BAR006』に乗れるへレスでのテストが待ちきれないよ。誕生直後から速さを見せるニューマシンにみんな興奮している」